Disenchanted(邦題:魔法にかけられて2)、最高だったね〜。
ネタバレあり感想を書きますので、まだ観てない人でネタバレ嫌な人はUターンを🙆♀️
Enchanted(魔法にかけられて)
アメリカでは2007年11月、日本では2008年3月に公開されました。
アニメーションと実写の融合、プリンセス、お伽噺、ニューヨーク、アランメンケンの音楽、こんなん好きに決まっとるやつ、大詰め合わせです。ディズニーにハマってる人はもれなく好きになれる要素があるよ。
Disenchanted公開日、D23Twitterアカウントでイースターエッグ的なエピソードが多数公開されたので、必見です。
It’s almost time for our Enchanted watch party! Follow along for fun facts and Easter eggs from the film’s director, Kevin Lima (@GoofyMovieDir). Use the hashtag #D23Enchanted—🎵that’s how we’ll know🎵 you’re joining in the watch party! pic.twitter.com/2xQfsXfdbS
— Disney D23 (@DisneyD23) November 18, 2022
Disenchantedのタイトルの不穏さ
続編が作られるぞーでワクワクしてました。なんてったって15年ぶりだからね。タイトルDisenchantedに決まったあたり、私の気持ちは変わらず待ちきれないままワクワクしてたけど、Twitter見てると結構不安視してる方がいらっしゃいました。Disenchanted、迷いから覚めた・幻滅したなどの意味のある単語、元々のEnchantedにDisついちゃってるしな。何が起こるんだろう?!と思った方も多かったみたいだけど…。邦題は2がついただけで分かりやすし。ほんで結果的にめちゃくちゃ良かったですね。
あまりにも楽しみすぎるのと、Disenchantedに限らず基本的には極力予告編を観ずに音楽を聴かずに新作に臨む派なので、何にも知らないまま観れて、感動もひとしお。
あと何故か少し配信日前倒しにしてくれてありがとう。ありがとう。
いよいよ本編に触れます
箇条書きでざっくり!良かったところをいいます
- オリジナルキャストの続投が殆ど
- アランメンケンの曲が良すぎるし思ったより曲数がめちゃくちゃ多い
- アニメーションとの行き来が秀逸で抜群
- 相変わらずディズニーセルフパロディ満載
- ジゼルが全ての役割を網羅していっちゃう
- 笑えるし泣ける
- 衣装かわいい
- 後半が特に面白い
最高!!!
良くなかったところ今のところないけど、強いていえばロバートがやや影薄くなってしまった(でも特に出せるところこれ以上無かった)のと、新キャラのタイソンもそれなりに影薄めだったことくらいだろうか。でも必要なキャラだし、これ以上出す場面無かったからやむなしかな。あ、あとはリスのピップが大好きなのにほとんどビジュアルが猫ちゃんだったのが…!でも構成上やむを得ないので。そればかり。
あ!!!!!!
映画館でやってないこと!なんで配信限定やねん!ディズニー+入らせたいのかもしれんけど入ってない人観れんのもったいない!絶対映画館で良かった!映画館で観たかった!くそ〜!
一つずつ触れていきます。
オリジナルキャストの続投が殆ど
ロバートのかわいくて聡明な娘モーガン役のレイチェル・コビーさんにかわって、ガブリエラ・バルダッチノさんが抜擢。
でも観ればわかると思うけどめちゃくちゃモーガン。モーガンが大きくなったと思って全く違和感がない。凄い…。
吹替版まだ観れてないけど、吹替声優さんも、ジゼル役木村聡子さん、ロバート役根本泰彦さん、エドワード役畠中 洋さん、ナンシー役林 真里花さん全て続投!また、ナンシーの歌唱は小此木麻里さんでラプンツェル〜!エドワードとナンシーのデュエットそれ即ちフリンラプの再来という別作品ファン歓喜の事実も。
また、So Close(そばにいて)歌唱をされていた小西のりゆきさんが全曲訳詞されているという。これは吹替も楽しまなくちゃ損だ!!
アランメンケンの曲が良すぎるし思ったより曲数がめちゃくちゃ多い
前情報入れなかったためこんな感想ですが、流石メンケン様です。Enchantedの雰囲気、ディズニーおとぎ話の雰囲気のある新曲、過去のスコアからの引用、全く新しい良すぎる曲。
あとは前作でイディナメンゼルを歌わせない!という贅沢使いをしてた本作、満を持して歌って、案の定良すぎる。ありがとう。後々全ての曲に触れていきたいな。
今のところ一発でダントツ気に入ったのはBadder。良すぎん?
アニメーションとの行き来が秀逸で抜群
キャッスルロゴで青い鳥が舞ったと思ったら冒頭からアンダレーシア。1990〜2000年代あたりのアニメーションのお城と街と森みたいな風景からの、実写にパーンしましたが、Enchantedとはやや違った構成になっていて、物語中盤〜終盤あたりでまたアニメーションが観られます。結局アニメーション好きだからね。
相変わらずディズニーセルフパロディ満載
HappyWorkingSongでの害獣(鳩、G!、ネズミ)が早速登場して、あああああ♪のハミング、急に歌い出すし、あの作品のあれだ!も満載!
かと思えば冒頭のピップの語りで、『こっちの世界ではめでたしめでたしで終わりだけどあっちではその続きがある』といったことを言う、相変わらずディズニーってこんな話だよねを覆す、揶揄(とまで言っていいのかな?)するような発言でブラックに笑えちゃう部分も沢山。メタっぽい発言の入れ方がうまいし丁度良い。これぞ魔法にかけられてだよ〜!!!!!!!
ジゼルが全ての役割を網羅していっちゃう
過去のディズニー作品の中でEnchantedが抜群に好きな私、主役のジゼルもめちゃくちゃ好きです。Enchantedではプリンセスになる女の子から、ニューヨークでプリンセスが抜けないまま幸せに終わるけど、Disenchantedでは、10年ほど継母を経験して、プリンセス感は残ってるしそこが暴走しちゃうけど、魔法のせいで意地悪な継母=ヴィランにまでなって!最終的には元のジゼルに戻るけど、でも、考え方が変わった新たなジゼルに成長して…。全部やっちゃうのは圧倒的主役よ!(なのか?)エイミーアダムスさんの切り替わり凄くない〜!!!???!?てか主役がヴィランになっちゃうのおもろくない〜??
モーガンがかなり大活躍の本作だったけど、でもやっぱりあくまでもジゼルが主役だ、って感じました。ジゼル、愛しすぎる。魅力的なキャラクターです本当に。
笑えるし泣ける
上述のポイントからめちゃくちゃ笑える部分が満載だけど、モーガンの思春期の気持ち、ジゼルのさみしさとかもどかしさを思うと泣ける。
モーガンとジゼルのGirlsGoShoppingを思い出して、おとぎ話に目をキラキラさせてたモーガンがティーンエイジャーになって、でも自分のティーンエイジャーの頃を思い出すとモーガンの今の態度って優しい方だしなぁとか思うとウッ〜!!!!!!みんな!!かわいい!!グァー!てなります。モーガンが見つけなきゃ、引き留めなきゃ、ジゼルとロバートは出会わなかったのよねぇ。
そして本作ではナンシーもかなり大活躍。話が破滅に向かおうとすると助けてくれる、魔法使いや妖精的な存在かしら。
あとはジゼルと新キャラマルヴィーナとの悪役×悪役という新しさにワクワクとニヤニヤが止まらなかった。近年のディズニー作品のヴィラン不在の流れ、致し方ないかもしれないけど、結局ウチらはヴィランが好きだからね…。めちゃくちゃ良い展開と思っちゃった。明らかなヴィランは、必要です!!!!
こう思うと完全に女性の活躍だらけだね。おとぎ話だから、そんなこともあるよね!
衣装かわいい
前作に引き続き、ジゼルの衣装が可愛すぎる。
プリンセス感がずっと残ってる。
でも特に後半の赤いドレスめちゃくちゃ良かったなあ…。
▲この画像の衣装ね!
衣装の知識はないので誰かめちゃくちゃ解説してくれないかな〜。
後半が特に面白い
Enchantedは、とにかく名場面の連続で展開も早いしつまってるし飽きない構成で完璧だと思っているのだけど(Gが出るとこ以外)、
Disenchantedは中盤若干、若干だけ中弛み…?と思ってしまった。冒頭のワクワク感と後半の良さと比べてしまうと、だけど!
Enchantedに比べると、魔法の杖で町中に魔法がかかった後の展開が結構長いなぁ〜と思っちゃったけど、やはり何度も言ってる悪役×悪役、ジゼルとマルヴィーナのBadderあたりから時間が足りないかもくらいに思った。後半の詰まり具合最高です!!!!
あとは各曲とイースターエッグに触れながら、振り返りたい気持ちある。
まとめサイト待った方が早いか?いや自分で気づきたい!けど知り得る知識や範囲限られてるから、書いてからどんどこ調べよーっと。
じっくり細部まで隅々観て曲覚えて歌えるようになって…繰り返し楽しめるの確定だ!最高!!!!
1回観て殴り書きしちゃったけど本当はもっと丁寧に書きたい!でも興奮してるからもう公開しちゃうもんね〜!!!!!!!!!また書けば良いし!!
最高の体験をありがとう!
暫くDisenchantedに浸りま〜す!
つづく