みんぐぶろぐ

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メリーポピンズ関連作 観たよ

みたよ〜!!これを観てからの☟

メリーポピンズ 感想

とっっっても良かった!これは子供の時に観ておきたかった作品すぎる!
子供の頃に聴いていたCDに英詞の「チムチムチェリー」「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス」「お砂糖ひとさじで」が入っていたのでそこだけは繰り返し聴いていて、他にもいくつかの曲は知っていたのだけれど。しかし、1964年公開。これが60年前とは〜!

OPとEDが良すぎる!名曲がメドレーのように編曲されていてイギリスの街をメリーポピンズが飛んでゆく。
思ったより全体的にずーっとコメディだった。原作読んでないけれど児童文学だからそんな雰囲気で作られたのかしら?
メリーポピンズ役のジュリーアンドリュースさんの容姿も歌い方も何から何まで全部美しかった〜…!めちゃくちゃ好きです。話すように歌ってくれるし、ダンスも上手いし完璧。そしてちょうど観てる途中で(2日に分けて見たのだけど)バンクス夫人役のグリニスジョンズさんの訃報を知る。100歳…!この方もホンッット美しかった…。ディックヴァンダイクさんもDisney100やら何やらでよくお見かけするけど100歳近いのよね。お元気でいつまでも生きててほしすぎる。
アニメーションとの融合のシーン、もっと多いかと思ったけれどなるほど絵に入っていくのね!そしてその姿はパークでもお馴染み。しかしメリーポピンズ、沢山の衣装があったけれどどれも凄く素敵だったなぁ。

競馬の後に「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス」とは!!「チムチムチェリー」は歌詞なんでもOKのように何度も出てくる。チムチムチェリー替え歌無限に作れそう。しかし曲が良すぎるね。あと思ったよりお父さんが歌う。お父さんが銀行に1人で向かう時の「2ペンスを鳩に」、オケだけのver.も素敵だった…。「ステップインタイム」、めっちゃ長尺でおもしろかった、ダンス技術えげつない。そして魔法にかけられて観たくなった!

特典映像も観た。ディズニープラスでは4つ映像が公開されています。

まずジュリーアンドリュースさん、ディックヴァンダイクさん、リチャードシャーマンさんの3人でピアノを囲んで当時のエピソードを語りながら。非常に良かった。次にリチャードシャーマンの解説と未公開曲など、これはかなり見応えあったなぁ。「チンパンズー」、別枠でも観られます。スペシャルストーリーの『王様と猫』は制作から40周年の記念に作られた短編だそうです。あの世界観で、ジュリーアンドリュースさんが一緒に絵の中に入ってくれる…!感動だね!

 

ウォルト・ディズニーの約束 感想

順番迷ったけど公開順に。2013年公開。原題が『Saving Mr.Banks』、めちゃくちゃ良い。けれど、邦題これで大正解だ、とも思う。メリー・ポピンズは父親を救う話、納得です。

これは絶対に先にメリーポピンズを観るべきで、観てなかったら話分かるのか…?!というくらいにメリーポピンズのお話。
原作者パメラトラヴァースさんにどんな思いがあって難航したのか、凄く伝わってきた。これも本当なのかはわからないけれど。パメラと父含め家族との思い出の地、追憶。叔母の存在。過去とメリーポピンズ製作時とを行き来しながら話が進んでゆく構成、私は好きでした!分かりやすかった。そしてシャーマン兄弟はかなり骨を折っていたのだなと。メリーポピンズという作品の製作においていかに重要な存在だったかがよく分かる。更に、メリーポピンズでのアニメーションとの融合が思ったより少ないと感じたのは理由が分かったし、背景が分かった今はむしろ多かったのねと感じた。

プーも出る。かわいそうなAAミルン!(実際にはメリーポピンズよりずっと後にディズニーが映画化)
パメラがアメリカに来た際の運転手として働いていたラルフとの関係性が良い。決して謝りはしなかったりとパメラの性格は相変わらずではあるんだけれど歩み寄って仲良くなる姿、良い。

ラスト、ウォルトとパメラはかなり和解したかのようにみえたんだけど、試写会呼ばなくて少しがっかりしちゃった。あのあたりの解釈どうしたら良かったんだろうか。
どこまでが事実なのか実話なのか気にはなるけれど、これをみたらパメラはどう思うのだろうというところは気になってしまうね…!

こちらも特典映像も観た。未公開シーン3つも非常に良かったです。『過去から今へ:ディズニー・スタジオにて』では様々な人の思い出が聞けて良い。ウォルトもたくさん出る。ディズニースタジオにてなのでもちろんディズニースタジオがたくさん映る。嬉しい。

 

メリー・ポピンズ リターンズ 感想

2018年公開。舞台はメリーポピンズの20年後とのこと。流れで観ているので、なるほどこれまた父親を救う話なのだね…。とすぐに思う。前作で子供だったマイケルが父に。今のバンクス家の子供達が賢くて可愛い。前作みたいに暴れん坊!って感じとは違う。アニメーションとの融合がまた観れて良かった!それだけではなく、各シーン前作との対比みたいに、笑うと天井に行ってしまうおじさんの場面⇄逆さまの従姉妹(だったかな?)Step in Timeの煙突掃除屋さんたちのダンスシーン⇄ガス点灯お兄さんたち となっていたため、前作リスペクト、オマージュを感じた。子供達が銀行に突撃したり、眠るときにメリーポピンズが歌ってくれたり、凧がキーになったりと、前作の踏襲場面もありつつ、ベースに「家を失ってしまうかもしれない」という一本軸があるためそこは前作よりある意味わかりやすい話なのかもしれない。後半になるにつれて、良かったと思う…!2ペンス結局めっちゃ大活躍。
メリーポピンズ役のエミリーブラントさん、歌い方も話し方も前作のジュリーアンドリュースさんみがあって良かった!素敵でした。ディックヴァンダイクさん、良かったし、エンドロールのとこも前作同様でよかった!バートのポジションは、バートの弟子のようなジャックというガス点灯お兄さんが出てくる。モアナやミラベルの作曲家でお馴染み、リン=マニュエル・ミランダさんが演じています!リンマニュ先生、主役かな?ってくらいめちゃくちゃ歌う。ぼんやりしか知らなかったけれど、舞台出身で俳優としても大活躍なのですね先生。多才。

音楽も、前作の曲を入れ込みつつ、沢山の新曲が散りばめられていた感じだと思う。リンマニュ先生歌唱曲、ラップぽい部分もあるなどして、時代にはそぐわぬ現代感あるいろんな曲。なんとなくハリポタみも感じつつ(イギリスだし、なのかな)。

しかし前作を宝物のように愛でていた層にはどう捉えられたのか、気になるところ。続編というより新訳版と捉えるのはありなんだろうか?比較的続編や実写版に寛容(というかあんまり気にしないだけ)な私だし、こんなにぎゅぎゅっと最近立て続けに観ただけで格別な思い入れも何もない人間なのでシンプルに面白かったぜというかんじだけど!約50年待ってこの物語をみたら、原作好きな人が見たらどうだったのかはちょっと気になる。好きであればあるほど、いろんな想いがあるでしょう。

 

特典、みた!『伝説のディック・ヴァン・ダイク』はあまりにもエモすぎる。みんな嬉しそうだし、やさしいせかい。これは絶対にみんな見るべきなやつ。最後の変顔、よく見るとエミリーブラントさんが凄すぎ。

未公開シーン『不思議な動物園』、同じく前作の未公開チンパンズーを彷彿とさせるし、ペンギンダンスっぽいフレーズや楽器の音もあるし、カットもったいないけど長くなりすぎそうだったのかな〜。

NGシーン集は全映画で観たい!こんなんなんぼあってもよい。

メイキングはセットから撮影方法から色々かいつまんで見せていただいて、映画撮影ってすごい!と思わせてくれる。非常に楽しそうな明るい現場で良い。映画をより好きになってしまう。

 

以上です。色んな歴史を観るのは良いね。もっともっと沢山観たいよ。

おわり